東大阪市にて瓦屋根の戸建て住宅で、屋根を見て悪い所があれば補修してほいとのお問合せをいただいた事例を紹介していきます。瓦屋根は知らぬ間に不具合が生じている事例も多いので、定期的な点検の実施がおすすめです！

調査したところ瓦本体に凍害の症状も見られるため、補修ではなく屋根材全てを交換する葺き替え工事でご提案しました。今回は瓦屋根の状態確認を実施した屋根調査の様子を中心に、概要を紹介していきましょう！

瓦屋根の現地調査

こちらは現地調査におうかがいした瓦屋根の様子です。屋根材には陶器瓦と呼ばれる高耐久で防水機能を兼ね備えた、国内でも広く普及している陶器瓦が使用されていました。

陶器瓦は高い耐久度を誇る反面、重量が重く地震の揺れに弱いといったデメリットを抱えています。地震の被害による倒壊リスクを軽減したい方は、軽量の金材を導入するのがおすすめです！

こちらの住宅屋根は問題がないように見えますが……

凍害の形跡がみうけられました

ご覧のように、ところどころ瓦が破損している部分が見受けられました。原因は凍害によるもので、瓦が吸収した水分が低温下で凍結と融解を繰り返すと内部の体積変化によりひび割れや剥離が生じます。

凍害は寒冷地や降雪地域で特に発生しやすい被害ですが、気温が氷点下に下がる地域であればどこでも発生する可能性のある被害です。近年では瓦の吸水率の低下や強度の向上により、凍害に対する耐性は高まっています。

しかし、築年数が経過した住宅は瓦の品質がそこまで良くないケースが多いので、古い住宅で発生しやすい被害です。特に日陰など乾燥しにくい環境では凍害のリスクが高いため、定期的なメンテナンスが推奨されるでしょう。

こちらの住宅では凍害に加えて、瓦のズレも生じている状態でした。瓦のズレも雨水が浸入する隙間が生じる原因です。

凍害とズレも範囲が大きいため、部分補修では間に合わない可能性が想定されます。そのため、屋根材を全て撤去し新たな屋根を導入する、葺き替え工事の実施をご提案する流れとなりました。

凍害による葺き替え工事もご相談ください

弊社では凍害による被害を受けた屋根の葺き替え工事も承っております。過去実績豊かで信頼のおける施工業者をお探しの方は、お気軽にご相談ください！

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