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現場ブログ
大東市で下地の経年劣化による屋根の沈下が発生した屋根の点検、広範囲で瓦のズレ・破損が生じている状態でした

大東市にて経年劣化により下地が痛み、下屋根が瓦の重みで沈んでしまった件でご相談いただいた事例記事の続きを紹介していきます。雨漏りの放置は、今回のような重大な被害に繋がる恐れがあるので十分ご注意ください。

前回の記事

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【大東市で三階建て住宅コロニアル屋根の棟板金状態確認、一部サビが生じておりメンテナンスが推奨される状態】

今回は広範囲で発生した瓦のズレや破損状況についても、概要を紹介していきましょう！

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下屋根が沈んだ現場

こちらはご相談いただいた下屋根の状況です。下地の木材が長年の雨水浸透によって腐食しており、瓦の重みに耐えきれず沈み込んでいました。

雨水が下地まで入り込むと、木材がふやけて強度を失い、最終的には屋根が下がってしまいます。実際に近くで確認すると、軒先側が大きく歪み、瓦の重なりにも隙間が生じていました。

このままでは雨水が侵入し、建物内部の柱や天井にまで被害が及ぶ恐れがあります。屋根の沈下は、構造自体を弱らせる深刻なサインです！

早期に補修へ着手すれば、大規模な修繕を避けられる可能性が高まります。

瓦のズレや破損が発生

こちらは下屋部分の瓦を撮影した様子です。ご覧のように瓦がずれており、いくつかの箇所では割れも確認できました。

瓦は一枚でもズレると、雨水の流れが乱れて屋根内部への浸水を引き起こす場合があります。強風の影響で瓦がわずかに動くと、その隙間に雨水が入り込み、次第に下地の腐食を進めてしまいます。

特に連棟住宅ではお隣との接点も多く、雨漏りが広がると隣家への影響も懸念されます。今回は緊急性が高いため、まずは応急処置を行い、後日しっかりとした補修計画をご案内しました。

下屋だけでなく、大屋根にも被害が確認されました。特に棟の部分では瓦の飛散やズレが広範囲に見られ、下地材がむき出しの箇所もありました。

大屋根は雨風の影響を最も受けやすく、経年劣化に加えて台風の被害が積み重なることで、一気に劣化が進みます。棟のゆがみは屋根全体の歪みを引き起こす要因にもなり、放置すると棟板金や漆喰の崩れにも繋がります。

瓦が飛散したままの状態は非常に危険で、次の強風で落下事故を引き起こす恐れがあります！お客さまにも現場写真を見ていただき、下地を含めた修繕の必要性をご説明しました。