八尾市で購入前の中古物件の屋根調査をご相談いただいた、事例記事の続きを紹介していきます。ご相談いただいた物件は瓦屋根の戸建て物件で、一部瓦に大きくズレた部分が生じていました。

前回の記事

瓦屋根の現地調査

漆喰の状態確認

こちらは現地調査におうかがいした瓦屋根の状態です。漆喰はご覧のような屋根の頂点部分に備わっている、棟瓦の隙間を補填しているように隙間へ備わっています。

主な役割として棟瓦を固定するために内部に補填されている、葺き土が流れ出ないよう蓋のような役割を果たしている部材です。

経年劣化が進行した棟瓦

こちらは棟瓦の状態を確認した様子です。漆喰は新品の状態では真っ白な美しい外観をしていますが、経年劣化が進行するとご覧のような黒ずみが生じてしまいます。

さらに放置すると、漆喰の剥がれといった不具合へと発展する恐れも。棟瓦を固定する葺き土が流れ出てしまうと、棟瓦のズレが発生し雨水の浸入経路となる隙間が発生する恐れがあります。

鬼巻き漆喰も劣化していました

棟瓦の他には、鬼瓦周囲を補填している「鬼巻き漆喰」と呼ばれる部材も劣化していました。鬼巻き漆喰も棟瓦内部に雨水が浸入しないよう、隙間に補填している部材です。

経年劣化により剥がれが生じると、こちらも雨漏り原因の引き金へと発展する恐れがあるため、早めの交換工事が推奨されます。

漆喰交換工事もご相談ください！

瓦屋根は半永久的と言われるほど耐久度の高い屋根材ですが、漆喰といった定期的な交換工事が必要な箇所があるため注意しましょう。

弊社では漆喰交換工事をはじめとした、さまざまな屋根工事を承っております。今後屋根のリフォームを検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください！

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