工事開始

今回の工事内容は棟を7寸丸瓦で積み直し工事と、軒ビス工事、ラバーロック工事の内容になります。

それでは工事開始！！

最初は既存の棟瓦と土を撤去していきます。瓦を再利用して積み直す工事もあるのですが、今回は使用する瓦が以前とは違う瓦で積み直しする為、棟の瓦は全て処理になります。

棟瓦を撤去した後は、強力棟金具という（タワーロック）部材を屋根下地に取り付けていきます。

強力棟金具は取り付ける間隔（ピッチ）がきまっていますので一定の間隔で取り付けていますよ(^.^)

取り付けた金具に垂木をはわして横の金具と一体にしていきます。

金具と垂木を固定した後は漆喰を塗っていきます。この塗っている漆喰はモルロックという商品で、最初から練って作られている商品ですのでそのまま使用できますよ。

そして漆喰を塗って出来た土台に7寸丸をのせていき、金具に取り付けていた垂木にビスを打って棟の完成になります(^_^)/

７寸丸とは棟瓦の事なのですが７寸とは瓦のサイズの事で5寸丸、6寸丸などサイズによって名称が変わります。

こちらは施工前の棟の写真なのですが、長方形の瓦を3段積んだ上に今回使用した7寸丸と似た形状の瓦が一番上にあるのですが、これは5寸丸になりますよ！

以前は棟は何段かに分けて積まれていたのですが、最近では大きいサイズの瓦1枚で棟を施工する事が多いです(^.^)

7寸丸で棟工事は地震・台風・雨漏りなど、どれをとっても強い工事になりますのでオススメしていますよ(^_^)/

棟の施工が終わった次は、ラバーロックと軒ビス工事になります。

ラバーロックとはシーリングで瓦と瓦を固定して瓦がズレないようにする工事になります。ネットなどではラバーロック雨漏りなどいろいろな情報があるのですが、塗っていい箇所と塗ってはいけない箇所などがあり、知識も必要になりますので事前に何処の箇所に塗るかなどは確認される事をお願いしますね(>_<)

軒ビスは瓦の一番前に使用している瓦！ちょうど雨樋のすぐ上にある瓦をズレないように補強する工事なります。

この３点セット！７寸丸・ラバーロック・軒ビス工事これが瓦屋根の雨漏りや、地震、台風対策になるかと思いますのでもし気になる事などありましたらお気軽にご相談ください(^.^)

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