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大阪市東成区で別業者に指摘された瓦屋根の点検、漆喰の状態は比較的良好でした

大阪市東成区にて瓦屋根の状態確認を実施し、熨斗瓦のズレが発覚した事例記事の続きを紹介していきます。棟瓦の不具合は深刻な雨漏り被害へ発展する恐れがあるので、十分ご注意ください。

前回の記事

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【大阪市東成区で近所の屋根業者から指摘を受け点検のご依頼、漆喰の状態は悪くないものの熨斗瓦のズレが生じていました】

実際に屋根に上がって確認したところ、漆喰はしっかり補修されていて白く綺麗な状態でした。ただ、棟ののし瓦にズレが複数箇所ありましたので、補修をご提案。

漆喰は良くても、瓦のズレがあると雨漏りの原因になってしまいます。今回は点検の様子を詳しくご紹介します！

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漆喰の状態確認

まずは棟瓦に詰められた漆喰の状態を確認しました。三日月と呼ばれる隙間にしっかりと漆喰が入っており、全体的に見ても状態は良好です。

以前に補修を受けているようで、ひび割れや黒ずみも少なく安心できる状態でした。漆喰は白い見た目からも分かるように綺麗なまま保たれていて、すぐに修理が必要な状況ではありませんでした。

漆喰の役割

漆喰は見た目を整えるだけでなく、棟瓦内部の土が流れ出さないように堰き止める重要な役割を果たしています。もし剥がれてしまうと内部の土が崩れ、支えを失った棟瓦がズレやすくなってしまうのです。

瓦がズレると雨水が浸入しやすくなり、雨漏りへと直結します。見た目は小さなひびでも、内部に影響が及ぶと大きな被害につながる点が漆喰の怖いところです！

漆喰は定期点検が必須

今回のように綺麗に保たれていても、漆喰は常に風雨や紫外線にさらされています。年数が経過すれば必ず劣化しますので、定期的な点検が欠かせません。

一般的には10〜15年で見直しが推奨され、劣化が進む前に補修するのが安心です。特に台風や地震の後はズレや剥がれが出やすいため、点検のタイミングとしておすすめです。