天窓撤去工事！

それでは天窓撤去工事を開始します。最初に天窓のある所まで上から順番に屋根材をめくっていきます。
めくった屋根材はまた再利用しますので割れない様に釘を抜いていきます。

ちょうどこの天窓の下にしか屋根材がない所までめくっていきます。天窓のガラスや固定していた枠組などをはずしていきます。

天窓の下地の木枠に雨漏りのカタがありました(-_-;)

枠組やガラスなどを撤去しますと、部屋の中の開口部がでてきます。開口部からはもう部屋の中になりますので落下物などないように慎重に施工していきます(-_-;)

開口部に屋根材を葺く為の野地工事になります。垂木を均等に施工してその上に構造用合板12ミリを止付けていけば、これで野地の完成です(^^)/

野地の上にルーフィングを貼ってその上に屋根材のコロニアルクァッドを釘でとめていきます。
ちなみにルーフィングとは防水シートの事なのですが、天窓がある場合は開口になっている為、そこだけは防水シートが無い箇所になります。なので天窓のコーキングなどが劣化できれて雨水が入ると、そのまま部屋中に雨が落ちてきます。

なのでこのルーフィングとは、屋根材ではなく下葺き材なのですが、かなり重要な役割りをしています。下にルーフィングについての概要も貼っておきますのでご覧ください。


▶ルーフィングの重要性

屋根材をめくった所まで葺きあげると、後は棟の板金工事をすればこれで工事完了になります(^.^)

天窓を撤去される方は非常に多いのですが、中には天窓が無くなると部屋の中が暗くなるので残したままにして欲しいとの声も実際にあります。いろいろなご要望もあるかと思いますが、その都度対応できる準備はしておりますので、もし気になられてる事などありましたらお気軽にお問合せ下さい。


▶施工事例-一覧