大阪市東成区で三階建て瓦屋根の住宅屋根点検、雨漏りトラブルが発生しやすい代表的箇所
使用されていたのは日本瓦で、見た目の美しさと耐久性に優れていますが、固定している釘や銅線が劣化するとズレが生じやすくなります。屋根全体を点検したところ、一部の瓦が浮き上がり、下地が見えている箇所を確認しました。
このような小さなズレでも、強風時に雨水が吹き込みやすく、徐々に室内へと雨漏りが広がっていきます。瓦屋根は一枚一枚が独立しているため、どれか一枚でも動くと連鎖的にズレてしまうこともあります。
おそらく以前の台風や強風の際に、風の力で一部の瓦がめくれてしまったと考えられます。瓦がズレると、雨が入り込むだけでなく、内部の土が流れ出してしまう危険もあります。
結果として、棟部分の歪みや瓦の崩れにつながる恐れがあるため、早めの補修が大切です！見た目がきれいでも、内部でズレや浮きが起きている場合があります！
台風や強風のあとには、一度屋根の点検をおすすめします。
今回の点検では、漆喰の表面が黒ずみ、細かなひび割れも見受けられました。劣化が進むと、内部の土が流出して棟全体の強度が低下し、瓦のズレや落下を引き起こす危険があります。
また、雨水が染み込むことで木下地の腐食やカビの発生につながる場合もあります。お客様にも「まだ大丈夫そうに見えても、内部は少しずつ傷んでいる状態です」とお伝えし、漆喰の打ち替え工事をおすすめしました。
漆喰の耐用年数はおおよそ15〜20年ですので、経年が気になる方は点検を検討してみてくださいね！
「雨漏りしているか心配」「瓦がズレていないか確認したい」など、気になる点があればお気軽にお問い合わせください。
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